昨日の記事に引き続き、むすこのお話。
(※今日のお話はとても長いです)
※漫画内の誤字訂正です ×「加剰歯」 ○「過剰歯」
「過剰歯」って皆さんご存知ですか??
私はむすこの件がある今まで全く知りませんでした。
過剰歯とは、漢字の通り、生えてくる必要のない、過剰に生えた歯らしいです。
(生える原因は不明とのこと)
むすこは昨日の記事でもあったように、
「グラついている乳歯は歯医者で抜いてもらう」
と学んだらしく、現時点でグラついている下の乳歯をどうにかしたくて
年末に歯医者に行くと決意し、自己申告してくれたので歯医者に行きました。
そこで診てもらったら、生えてる前歯が怪しいとの事で
レントゲンを撮ってもらうと
こんな感じで永久歯(?)と思っていた妙に尖った前歯は過剰歯と発覚し
さらにその奥、歯茎の中では、永久歯の進行を邪魔し
しかもそれは鼻に向かって生えている過剰歯を発見。
鼻に向かって生えているのも危ないし、神経のすぐ隣まで迫っているのもあって
即、手術が必要!との事で年始すぐに手術する事になりました。
ちなみに既に歯茎から顔を出していた永久歯(?)と思っていた過剰歯ですが
姉との会話で「尖ってるの、大丈夫??」という会話をしていました。
「過剰歯」という存在を知っていれば、すぐに歯医者へ駆け込んだと思います。
が、そんな存在も知らず、むすこの「歯医者こわい、行きたくない」という
気持ちを尊重し過ぎて、生えている歯に不審に思いつつも、
次、フッ素塗ってもらう時に診てもらえばいいかな~?と、2ヶ月間放置してしまいました。
もしかすると、生えてくるであろう永久歯は
2ヶ月前に発見出来ていたら、過剰歯に進行を邪魔される事無く
ハの字に開くこともなかったのかもしれない事を思うと、悔やんで仕方ありません。
むすこが赤ちゃんの頃から、虫歯にならないよう、ずっと検診も定期的に通い、
生活の中でも家族の虫歯がうつらない様、家族の皆に協力してもらいつつ
ずっと気をつけていました。
むすこに要らぬ苦労をかけたくない、そういう気持ちでいっぱいでしたが…
まさか過剰歯なんてものがあるとは…;;
知り合いのお母さんに聞くと、乳幼児の頃にレントゲンをとって
あらかじめ、歯の様子を診てくれる歯科もあるそうです。
(それで100%判明するかどうかまでは分かりませんが;;)
手術は結局のところ絶対必要で、痛い思い(手術)は避けられない症状とはいえ、
永久歯にまで影響を及ぼしてしまう結果になってしまったのは
私に、そういった事が情報・知識が完全に抜けていた落ち度です。
むすこの前歯の永久歯ですが、どんなふうに生えてくるかは
生えてくるまで分からないそうなので、今はただ、真っ直ぐ生えてきてくれー!
と願うばかりです。
ちなみに、むすこの手術についてですが、全身麻酔での手術でした。
上顎も少し削るというものだったので、恐怖心を植え付けない為、
あとトータル1時間半の手術時間に局部麻酔だと耐えれないだろうとの事で。
麻酔から醒めた後は
「グッタリするタイプ」と「錯乱するタイプ」があると事前に聞いていて
家族みんな、全身麻酔をした後はグッタリしていたので、
むすこも同様、そうかなぁと思っていたら…大暴れ&大絶叫しました。
(漫画、3コマ目の様子が正にそうです)
聞くと、知り合いのお母さんも麻酔後は叫んだらしいので、結構いるのかな…?
そんなこんなで、先生・看護士さん総勢7名ほどに囲まれて、
点滴を引き抜こうと暴れるむすこをかわるがわる抑え込み、
大人が必死に説得するも泣きわめくむすこ。
口の中の手術というだけあり、唇も紫色に腫らせて、歯茎には縫合した痕に
白いはずの歯までも全て血がにじんで、口を震わせながら泣き叫んで
痛い、帰りたいと必死に訴えていました。
そんなむすこの姿を見て、一番避けて通りたかった、痛い思いをさせてしまった事に
ツラくて涙が止まらず、なだめる為、説得しつつ、結局暴れる手を抑え込む事しか出来ず。
麻酔からの錯乱状態から何とか落ち着き、平常通り過ごそうとむすこを見て、
つらいのは自分じゃないな、と反省しました。
夜中に驚くほど上唇が腫れて、なかなか眠れず、ボソッと
「ぼくの口、アヒルになったみたい…」と鏡を見るのもツラそうにしていました。
(口は腫れやすく、でも治りも早いそうな)
私は結局、むすこを励ます事しか出来ませんでしたが、
この経験もむすこの中で何か収穫があったのか、退院してからからは
歯医者の検診も怖がらず、シッカリと口を開いてくれるようになりました。
(大きな経験をして、肝が据わったのかな?)
最後に年末に抜いた乳歯と、今回の手術で抜いた過剰歯の写真も
もしや、興味がある方がいるかもしれないので貼り付けておきますー!
※この下、歯の画像、注意!です
こんな大きいのが歯茎の中で潜っていたとは…
(乳歯と比べると長さ的には2倍弱ですが、見た感じ3倍近くあるように見えます^^;)
そりゃ術後は痛いわな…;;よく頑張ったむすこ!!
この記事で過剰歯なんて初めて知ったー!という
小さいお子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら
歯科で診てもらう1つのキッカケになれば…と思います。
そして、長い記事にお付き合いして下さった方も有難うございますー!
むすこの経過を見守っていきたいと思います^^*
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(※今日のお話はとても長いです)
※漫画内の誤字訂正です ×「加剰歯」 ○「過剰歯」
「過剰歯」って皆さんご存知ですか??
私はむすこの件がある今まで全く知りませんでした。
過剰歯とは、漢字の通り、生えてくる必要のない、過剰に生えた歯らしいです。
(生える原因は不明とのこと)
むすこは昨日の記事でもあったように、
「グラついている乳歯は歯医者で抜いてもらう」
と学んだらしく、現時点でグラついている下の乳歯をどうにかしたくて
年末に歯医者に行くと決意し、自己申告してくれたので歯医者に行きました。
そこで診てもらったら、生えてる前歯が怪しいとの事で
レントゲンを撮ってもらうと
こんな感じで永久歯(?)と思っていた妙に尖った前歯は過剰歯と発覚し
さらにその奥、歯茎の中では、永久歯の進行を邪魔し
しかもそれは鼻に向かって生えている過剰歯を発見。
鼻に向かって生えているのも危ないし、神経のすぐ隣まで迫っているのもあって
即、手術が必要!との事で年始すぐに手術する事になりました。
ちなみに既に歯茎から顔を出していた永久歯(?)と思っていた過剰歯ですが
姉との会話で「尖ってるの、大丈夫??」という会話をしていました。
「過剰歯」という存在を知っていれば、すぐに歯医者へ駆け込んだと思います。
が、そんな存在も知らず、むすこの「歯医者こわい、行きたくない」という
気持ちを尊重し過ぎて、生えている歯に不審に思いつつも、
次、フッ素塗ってもらう時に診てもらえばいいかな~?と、2ヶ月間放置してしまいました。
もしかすると、生えてくるであろう永久歯は
2ヶ月前に発見出来ていたら、過剰歯に進行を邪魔される事無く
ハの字に開くこともなかったのかもしれない事を思うと、悔やんで仕方ありません。
むすこが赤ちゃんの頃から、虫歯にならないよう、ずっと検診も定期的に通い、
生活の中でも家族の虫歯がうつらない様、家族の皆に協力してもらいつつ
ずっと気をつけていました。
むすこに要らぬ苦労をかけたくない、そういう気持ちでいっぱいでしたが…
まさか過剰歯なんてものがあるとは…;;
知り合いのお母さんに聞くと、乳幼児の頃にレントゲンをとって
あらかじめ、歯の様子を診てくれる歯科もあるそうです。
(それで100%判明するかどうかまでは分かりませんが;;)
手術は結局のところ絶対必要で、痛い思い(手術)は避けられない症状とはいえ、
永久歯にまで影響を及ぼしてしまう結果になってしまったのは
私に、そういった事が情報・知識が完全に抜けていた落ち度です。
むすこの前歯の永久歯ですが、どんなふうに生えてくるかは
生えてくるまで分からないそうなので、今はただ、真っ直ぐ生えてきてくれー!
と願うばかりです。
ちなみに、むすこの手術についてですが、全身麻酔での手術でした。
上顎も少し削るというものだったので、恐怖心を植え付けない為、
あとトータル1時間半の手術時間に局部麻酔だと耐えれないだろうとの事で。
麻酔から醒めた後は
「グッタリするタイプ」と「錯乱するタイプ」があると事前に聞いていて
家族みんな、全身麻酔をした後はグッタリしていたので、
むすこも同様、そうかなぁと思っていたら…大暴れ&大絶叫しました。
(漫画、3コマ目の様子が正にそうです)
聞くと、知り合いのお母さんも麻酔後は叫んだらしいので、結構いるのかな…?
そんなこんなで、先生・看護士さん総勢7名ほどに囲まれて、
点滴を引き抜こうと暴れるむすこをかわるがわる抑え込み、
大人が必死に説得するも泣きわめくむすこ。
口の中の手術というだけあり、唇も紫色に腫らせて、歯茎には縫合した痕に
白いはずの歯までも全て血がにじんで、口を震わせながら泣き叫んで
痛い、帰りたいと必死に訴えていました。
そんなむすこの姿を見て、一番避けて通りたかった、痛い思いをさせてしまった事に
ツラくて涙が止まらず、なだめる為、説得しつつ、結局暴れる手を抑え込む事しか出来ず。
麻酔からの錯乱状態から何とか落ち着き、平常通り過ごそうとむすこを見て、
つらいのは自分じゃないな、と反省しました。
夜中に驚くほど上唇が腫れて、なかなか眠れず、ボソッと
「ぼくの口、アヒルになったみたい…」と鏡を見るのもツラそうにしていました。
(口は腫れやすく、でも治りも早いそうな)
私は結局、むすこを励ます事しか出来ませんでしたが、
この経験もむすこの中で何か収穫があったのか、退院してからからは
歯医者の検診も怖がらず、シッカリと口を開いてくれるようになりました。
(大きな経験をして、肝が据わったのかな?)
最後に年末に抜いた乳歯と、今回の手術で抜いた過剰歯の写真も
もしや、興味がある方がいるかもしれないので貼り付けておきますー!
※この下、歯の画像、注意!です
こんな大きいのが歯茎の中で潜っていたとは…
(乳歯と比べると長さ的には2倍弱ですが、見た感じ3倍近くあるように見えます^^;)
そりゃ術後は痛いわな…;;よく頑張ったむすこ!!
この記事で過剰歯なんて初めて知ったー!という
小さいお子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら
歯科で診てもらう1つのキッカケになれば…と思います。
そして、長い記事にお付き合いして下さった方も有難うございますー!
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コメント
コメント一覧 (14)
過剰歯、始めて知りました…逆に姉が永久歯が3本足りない人です。
神経まで伸びなくて良かったですね!
うちの子はもともとお口に疾患があったため乳児期に2度手術しましたが
オペ後の血まみれの口見るとホント辛かった(;O;)
過剰歯
レントゲンでわかる場合とわからない場合とあるそうです
素人目に見てわかりやすいものでもないし
そこはあまりご自分を責めないでください>_<
過剰歯他
欠損歯(従来あるはずの歯が無い)
とか2つの歯くっついてるのとかいろいろあるらしいです
うちは欠損歯と過剰歯が(;^_^A
今年また抜きに行く予定
虫歯や歯周病にならないよう神経使ってるつもりですが本人いい加減で(T_T)
矯正してる関係で時々は仕上げチェックをせねばならない5年生orz
お恥ずかしい
息子ちゃんホンマ頑張りましたね(;O;)
痛い経験は悪いことばかりじゃ無い
トラウマになって歯医者嫌いにならなくてホント良かったですね
そしてかんみさんもお辛くて大変でしたね、お疲れさまでした。
自分が小学校高学年時代にクラスメイトが「2本目に生えてきた永久歯がある!」
と話していたのも、今にして思えば過剰歯のことだったのだろうなあ。
それにしても
虫歯は子供の自己責任で口腔ケアなどほぼ放置状態だったうちの親世代からすれば
現代の親御さん達の気の使い方はとても眩しいものです。
息子さん、頑張りましたね!!鳥と読書を愛する賢い息子さん、今回の手術でとても成長したのではないでしょうか。
私も年長で抜けた前歯が小学生になっても生えてこず、レントゲンを撮ったら小さな小さな過剰歯がいくつか歯茎に埋まっていて、永久歯が生えてこれない状況だったことが判明しました。
気付いた時にはすでに永久歯は歯茎の中で成長して自力で生えてこれず、手術と矯正をすることに。
母が数年放置してしまったが故にとてもお金と時間がかかりました。あと手術も矯正も痛かったです。
息子さんの場合、確かに痛かったかもしれませんが、ちゃんと気をつけてあげていたから手術だけで済んだのだと思います。
私のように数年放置されたらもっと大変だったはずです。
後悔ではなく、神経に達する前に処置ができて良かったと思って良いと思います!
長くなってすみませんでした。これからも息子さんやマルちゃんたちのブログを楽しみにしています!
息子ちゃん、よく頑張りました。えらい!
過剰歯は初めて聞きましたけど、兄がたまたま犬歯が外側に追いやられたのか、過剰歯だったのか、似たような歯が生えてました。
私は親知らずが1本しか生えないって言われてたのに、大人になったら3本、しかも横に生えまして、下の右側の歯が全体に前に押し出され、奥はスカスカ、奥歯との境目がギチギチになり、ものが挟まりまくって大変です。(^-^;
今からでも歯列矯正すべきか悩んでます。もう成人式2回分以上生きてるんですけど…。(^-^;
息子ちゃんは、もし斜めに生えてしまったら歯列矯正した方がいいと思いますよ。(^-^)
最近の歯医者は笑気麻酔とかいうのを使っているところもありますから、歯医者を怖がるようでしたらそういうところに行ってみるのもいいかもしれませんよ。
今、結構多いそうです。レントゲン撮って永久歯がないことが発覚する子。
うちは巨大歯で矯正してます。
巨大歯の子も今多いそうですよ。
大人だって不安で怖かったり痛かったりするんだから、初めてそんな経験したら歯医者をもっと嫌がりそうなのに積極的になったなんてえらいです!!
そんな息子さんを見ていてさぞ辛かったと思います、後悔するお気持ちもわかります。
けど、ずっとそうやってケアして来たからこそ、その状態で済んだのだと思うのでどうか自責しないでくださいね(*^^*)
むすめが歯が生えてくるのが遅く、
息子ちゃんがんばりましたね!私も昔過剰歯を抜いた経験があります。
私の時はもう30歳前のことでしたし、上下左右の奥に立派に生えていた親不知4本のついでに抜いてもらいました。
初めて行った総合病院の口腔外科でその日にチョチョイといった感じで抜いてもらいましたよ。たぶんそんなに難しい生え方ではなかったと思います。
そのあとの親不知の方がよっぽど大変でしたけど。。
歯医者さんはいくつになっても大変だけど、お母さんが一生懸命気を付けて心配してくれる息子ちゃんはとても幸せですね!!お母さんも気落ちせずがんばってください!!!
これをキッカケに布教したいと思います
むすこ君、頑張ったね、偉い( ´ ▽ ` )
(´ω`;)
私は幼い頃、耳を15針縫う大怪我をし
2ヶ月後に、下唇を7針縫う怪我をして
共に局部麻酔で縫合しました。
毎度、付き添っている母は気が気で無かったと思いますが
当の私は、トラウマにはなっていませんでした。
息子さんも、年数が経てばケロッとしてるかもしれません。
(´ω`)
読んで本当にビックリしたのですが、息子さんと同じで2本あり、片方は鼻に向かって伸びていてもう片方は口の奥に向かって伸びていました。
同じように手術で切除したあととんでもなく痛くて泣き叫んだ記憶があり息子さんの気持ち、よく分かります。
ちなみに私はこの件で歯医者トラウマになり、大人になるまで歯医者1度も行きませんでした笑
息子さんは偉い子ですね!
永久歯はハの字に曲がって生えてきましたが、他の永久歯が生え揃うに連れて徐々に真っ直ぐになってきて普通の歯並びになりましたよ!
人それぞれだと思うので必ず私と同じようになるとは限りませんが、曲がって生えてきても私のような人もいるので気を落とさないでください!
むすこくん、頑張って偉いなぁ〜
かんみさんも自分の落ち度だなんて、それは考えすぎだから結果オーライで無事に乗り越えたことを喜びましょう!